まずはこの記事から共感覚テスト

聴覚に収束する共感覚を解説します

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五感の1つ、聴覚。

音は騒音にも、癒しにもなり得るものですが、私たちは常になにかしらの音に囲まれています。

この記事では聴覚に収束する共感覚について見ていきましょう。

この記事の概要
  • 形にメロディーを感じる
  • 人の性格に音を感じる

ということについてまとめます。

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聴覚とは?

ちょう‐かく〔チヤウ‐〕【聴覚】
音を感じる感覚。空気中の音波の刺激を受けて生じ、発音する脊椎動物と昆虫にのみ発達。哺乳類では外耳から入った音が鼓膜や耳小骨などを経て感覚神経に伝えられる。

引用:コトバンク

聴覚とは耳から入った音を認識する感覚のことです。

「音」には大きさ(強さ)、高さ(調子)、音色という三つの性質があります(音の三要素)。

人が聞き取れる音の範囲は、20Hz(ヘルツ)から2kHz(ヘルツ)ともいわれていますが、老化や個人差などが大きいそうです。

「ヘルツ」は音の高低を表す

【ヘルツ(Hz)】
音は、空気などを振動(しんどう)して伝わってきます。その波が1秒間にゆれる回数=周波数(しゅうはすう)の単位をヘルツといい音の高さを表します。一般的に、人間の耳が聞き取れるのは、約20Hz~20kHzとされています。
引用:四国電力

ピーと鳴ったらボタンを押す、という聴力検査は、このヘルツを測定しています。歳をとるにつれて高い周波数領域の音は聞き取りづらくなるようですね。

ピアノの調律で使うラ(A)は通常442Hzで調整されています。

「デシベル」は音の大きさを表す

【デシベル(dB)】
音の大きさを表す単位です。騒音(そうおん)の単位としても使われます。ちなみに、ささやき声が30デシベル、電車が通るときのガード下の音が100デシベルといわれています。またデシベルは音の他に、電気や振動(しんどう)の単位としても使われています。
引用:四国電力

環境省によると、騒音の基準は50デシベル。
※昼間の住宅地の場合。詳しくはこちらをご覧ください。

50デシベルが通常、うるさいと思う客観的な音の大きさになります。

同じ音階(ドレミファソラシド)であっても、ピアノ、ギター、ドラムなど発音体によってそれが出す音色は変化しますね。

これら「音」を認識するのが私たちの持つ聴覚です。

聴覚に収束する共感覚とは?

聴覚に収束する共感覚とは、

「聴覚以外の4つの感覚、味覚、視覚、触覚、嗅覚のいずれかが刺激されたとき、音に関する感覚が出現する」

というものです。

(例)

  1. 優しい人はハ長調
  2. 四角は(A)※ラの音
  3. 好きな味はⅠの和音(ドミソ)
  4. 新聞紙の手触りは不協和音

これらは、いわゆる「音視」と呼ばれるものになります。
ちなみに、音に色を感じる「色聴」は聴覚に収束する共感覚の1つです。
こちらで解説しています。

聴覚(音)に収束する共感覚の解説でした。

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